「PULL」は、さまざまな視点から演劇を考え続ける場です

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ハセガワアユムさん(MU)のメール
2010年 4月 10日(土曜日) 15:34

 
公演初日が明けた段階で公開している場所があったりしたら、それは意義あることなのではないかと思うのですが。。。いかがでしょうか?手間とメリットと両方あるかとおもいますけど、どう考えますか?「利用したい」「いらない」「わかるひとにわかればそれでいい」「インタビュアーをつけてほしい」「こういったフォーマットなら自発的に書き込みしやすい」など、一言でも結構ですので感想をいただけたら幸いです。寒いかんじにならない工夫を考えたいものです。

CoRichが観客主導のデータベース、fringeが制作主導のデータベースとしてありますが、「作家主導のデータベース」ってないですよね?イメージとして、僕のやろうとしてるコンテンツはそんなかんじのものを考えています。
 


Q 
ネット上で自分の作品に対して言及することについてどう思いますか?
A みんなどんどんやるべきです。


セルフライナーノーツやインタビューなんて映画業界も音楽業界も溢れてるのに、
演劇業界ではなんかよくわかんないんだけど「自分自身の作品を語ること」は
かっこ悪いとか、おこがましいみたいな匂いを感じてて、それはお客さんに見せる前
にある「自信の無さ」や、単純にスキル的に「書けない」って人が多いだけだと思う。


さっき挙げた映画や音楽は、試写会や視聴してもらってプレスリリースが出来るんだけど、
演劇はそれが無理なのであれば、作家自身がもっとプレスとしての役割をするべきだし、
せざるを得ない。照れてる場合でもないし、ただ単にスキルが無いなら磨けばいいし、
みんなどんどんやるべきです。
自分自身で自分の作品を語れない、というのは客観的に自分に作品が見えてないと
いうことでもあると思っています。

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またMUでは作品に対して、フライヤーにストーリーのあらすじを入れて、公演時期が近づけば、
HPにキャストの配役(キャストではなくて"登場人物"の紹介)や、さらに踏み込んだあらすじや、
ぼくが作品解説を書いたセルフライナーノーツを掲載しています。


観客に対して「これはこういう作品で、こういう見方が出来ますよ」って事前に
さりげなくコンセプトを提示したり解説するのは、マナーの共有じゃないでしょうか。
それはあくまでこちら側の意図であって、それが作品の理解のヒントになってもらえればいいだけで、
結果的な作品自体の評価はお客さんのものですから。ただ単にかんたんな誤解や誤読
だとお互い損をしちゃうよねってことです。


これは劇場で当日配られるパンフレットにも転載されるもので、上演前に「読む・読まない」
は観客の自由と、断り書きしています。


そして、公演後のお楽しみとしても、余裕があれば「ネタバレ」状態でのセルフライナーノーツを
書きます。これは小説の「あとがき」と「作品解説」を混ぜたようなもので、一つの読み物を
意識しています。観客のアンケートや批評家のレビュー、直で聴いた声などに対してもそれを
混ぜてアンサーしています。

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いろんなフライヤー見てても、作家の「やる気宣言」のテキストなんてどうでもいいから
あらすじ載せろって思ってるし。結局、「物語」で勝負するんじゃなくて「イメージ」に
持ち込もうとするじゃないですが。そのイメージがあまりにも受け手に委ね過ぎというか、
甘え過ぎだと思います。


観客はやっぱり「安心」が欲しいんじゃないですか。「興味」と「安心」。
これがMUの情報宣伝の軸です。あと基本的には閉じてない印象を考えてます。 


 
公演初日が明けた段階で公開している場所があったりしたら、それは意義あることなのではないかと思うのですが。。。いかがでしょうか?手間とメリットと両方あるかとおもいますけど、どう考えますか?「利用したい」「いらない」「わかるひとにわかればそれでいい」「インタビュアーをつけてほしい」「こういったフォーマットなら自発的に書き込みしやすい」など、一言でも結構ですので感想をいただけたら幸いです。寒いかんじにならない工夫を考えたいものです。

CoRichが観客主導のデータベース、fringeが制作主導のデータベースとしてありますが、「作家主導のデータベース」ってないですよね?イメージとして、僕のやろうとしてるコンテンツはそんなかんじのものを考えています。
 


A 「評論家主導のデータベース」は欲しいです。


上記の解答で、制作側がある程度の解説やプレスを努力するのは劇団として
必須だと思っているので。「作家主導のデータベース」は自身のHPで充分かと
思います。アクセスもそこに行く訳だし。


また違った視点で、その作品を盛り上げたり補完する、批評する、という動きで
欲しいのは「批評的視点」です。どこまでネタバレOKかという線を引いて、
作家のインタビュー、またはPULLでよくやってる作品についての談話みたいな
形でもいいんじゃないかと思います。
完全なあらすじなんて無くて、オフィシャルが一応建前上そうなってますけど、
本当はありとあらゆる媒体のあらすじが多面的な正解なんだと思いますし。
なので、「初日あけでもいい」し、「通し稽古でもいい」ので、それを見た
「インタビュアー」または「ライター」の視点を絡めて記事に出来れば
一番いいのでは無いかと思います。


個人的に欲しいのは「クロスレビュー」です。初日が終わってすぐ書けるくらいの
文量で構わないので、何人かの評論家と、例えば観客から1人か2人募集したり、
また最近ではムジカという音楽雑誌では、アーティスト、レコード屋の店員、
お笑い芸人など、あらゆる業界の人が入り乱れてる試みが面白いです。
webDICEではよくやっていますが、あれも個人的に理想的な形だと思います。
また星をつけるなどの数値的はどこもやっているし、数値化は好きじゃありません。
webDICEでは、数値化など行っておらずテキストのみで行われています。

 
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